2015年5月5日火曜日

ハウジングセンターを回り思ったこと(フィトンチッド編)

前回は人工乾燥か天然乾燥について簡単に書いてみました。
今回は木に含まれるフィトンチッドについて書いていきたいと思います。
フィトンチッドは聞きなれない用語ですが、木が元々持っている害虫に対しての
防衛反応のようなものです。
これがあることによって木に抗菌作用があるとか書いてあるのがフィトンチッドに当たると思います。
これがあることによって白アリ処理を施さなくても被害がでにくくなります。
基本は白アリ処理を行いますが自然素材住宅は使わないことがあります。
そのかわりにホウ酸処理を施すことがあります。
白アリ処理を行うのは、補償をするための処理ですので木造住宅には
仕方がないといってもいい部分になります。
天然乾燥ではフィトンチッドにより白アリ処理をしています。
木によってはフィトンチッドがないものもあります。
そういう点は木は奥が深いものでもあります。

フィトンチッドに関していいことしか書いていない気がしていますので少し注意点を
書いていきたいと思います。
すべての木がそれに当てはまるわけではありませんが
フィトンチッドは木の精油に当たる部分でもありますのでこの香りが強すぎても
ダメな場合があるので注意しなければなりません。
そういう点も考慮しつつ選んでいくことが大事だと思います。

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