2015年7月21日火曜日

天然乾燥の材と樅の響を贅沢に使う住宅

7月18日と19日にかけてわがままに建てる家づくりの
話し合いをしました。
初日の昼から内藤材木店に行きまして、昼食は道の駅長篠で焼き肉を食べ、
プレカット工場の大森木材へ行きました。
プレカット工場はよほどのことがない限り行くことはないところです。
色々なハウスメーカーや工務店さんのところの構造材がありました。
機械を使ってプレカットや金物工法などのボルトの取り付けなどを
していました。
広大な土地に部署ごとに分れていました。
今回使う構造材の加工して頂く方に挨拶などをして引佐に戻りました。

夜は、樅の木の家に住んでいる方と自然の伝道師の方と4人で
深夜2時まで色々な話をし、二日酔いになりつつ次の日を迎えました。

2日目は設計の伊藤さんと大将と3人で本題の打ち合わせを行いました。
家のコンセプトは上にも書いてありますが本当の目的は
「機械を使わなくても過ごすことのできる家」
そのために大量に樅の響を使います。
天然乾燥の材は、木本来持ち合わせている力を引き出すためであります。
その中に、白アリ対策があるというだけです。
樅の響は柾目になっているので調湿作用に優れています。
調湿は、除湿機を使わず、樅の響を使うことにより対応します。
断熱に関しては、外壁にALCを使い、スピンオフを組み合わせることにより対応します。
床は、浮づくりで柾目の樅の木のフローリングを使います。
こちらは、調湿効果と針葉樹の温かみと浮づくりの効果があります。
柱は、ヒノキと杉を使い、梁は、杉を使っていきます。
一部芯さりの梁と柱を使い、木のすばらしさがわかるのではないかと思っています。
外壁にALCを使い、屋根を日本瓦を使うのでギャップがあるように感じる外観となっています。

すべてはここでは書きませんが、こんな感じで家づくりがスタートしていきます。
ISJ研究所の岐阜1棟目として、始まります。
次からは建築の写真集として残していきたいと思います。


2015年7月11日土曜日

材(財)としての考え方

地鎮祭が終わり基礎工事に入る前に境界のブロックと
地盤改良を行いました。
地盤に関しては特に問題ないかもしれませんが少しグレーの部分があったので
備えあれば憂いなしなので安全を見て行いました。

最近興味深いものがありましたので投稿してみました。
樅の木の材ですがそこの場所にも卸していると思うのですが
メーカー側からのキャンセル(製造量に限界があるため別の業者優先)があったということで
木目の似ている日本タモに切り替えると書いてありました。
多分卸しているところは大体想像はできるのですが
そういう部分でも選ばれる方と選ばれない方がいるんだなと思いました。
そういう面では私は優遇されているんだと思いました。

まだ認知度は低いと思いますが少しでも広がっていけばいいと思います。
やはり使ったことのある方にしかわからない部分もあります。
これから虫が発生しやすい時期でもあるので米びつに発生するかが楽しみです。

やはり木が本来持っている力よりもデザインを重視している部分が大きいのではないかと思います。
今回建てさせていただく家づくりでは木本来の持っている力を重視し、デザインは後回しに
した設計にしています。
そういう面では想像もできない家づくりになるのではないかと思います。
わかる方にわかってもらえれば十分なのでそういう感じで進めていきたいと思います。



地鎮祭

6月22日(月曜日)に地鎮祭を行いました。
これから本当の家づくりが始まります。
ここまでくるのに色々と寄り道をしながらたどり着いたのではないかと思います。
地鎮祭は1時間ほどで滞りなく終わりました。
その後は近所のあいさつ回りもしてこれから家づくりの第一歩を歩むことができました。
朝早くからの参加ありがとうございました。